理化学研究所
開拓研究所
その他
日本共生生物学会 第9回大会(11月28日-12月1日、沖縄)にて角田研修生がポスター発表を行い、若手発表賞を受賞しました!
その他
CREST [ゲノム合成] の領域会議(10月9-10日、高知)にて鈴木主任研究員が口頭発表を、網藏研究員と中川研修生がポスター発表を行いました。中川研修生は優秀ポスター賞を受賞しました!
その他
CO world 全体会議 2025(10月6-8日、沖縄)にて鈴木主任研究員、石井客員研究員、大前研究員が口頭発表を、松本研修生がポスター発表を行いました。松本研修生は優秀ポスター賞を受賞しました!
その他
Gordon Research Conference(7月13-18日、マサチューセッツ州)にて石井客員研究員が招待講演を、大前研究員と中川研修生がポスター発表を行いました
論文
網藏さんの論文 “Evolutionary Flexibility of Ribosome Biogenesis in Bacteria” がbioRxiv で公開されました!
地球上には約1030の微生物が存在し、それらは、海洋、土壌、人体、動植物、地殻、深海、成層圏など、多様な環境に生息しています。そして、微生物は、各環境において、互いに複雑な代謝ネットワークを構築し、地球の物質循環を支えています。
近年、DNAシークエンス解析やバイオインフォマティクスの発展により、様々な環境から膨大な微生物ゲノムデータが取得されるようになりました。その中には、機能未知な遺伝子が多く含まれるのみならず、従来の知見では説明できないゲノムを持つ微生物も多く発見されています。このことは、微生物の多様性の全貌はもちろんのこと、微生物がいかに環境に適応進化してきたのか、そのメカニズムや法則について、私たちの理解が不十分であることを示しています。
私たちの研究室では、地下環境・極限環境に生息する微生物を中心に、各環境で、微生物がどのような生態系を形成し、どのように機能し、地球環境とどう相互作用しているのか?を紐解く研究を行っています。また、それら生態系を確立するために生じたであろう遺伝子、細胞、群集といった様々な階層での「適応進化」の謎の解明に挑んでいます。微生物がどのように進化し、多様性を獲得し、機能を拡張してきたのかの理解を深めることで、生命とは何か?生命の限界とは何か?生命の起源とは?といった生命科学の根源的問いに答えることを目指しています。さらに、微生物が環境適応の結果として獲得した遺伝資源や、適応進化の仕組みを応用し、技術化することで、社会発展に寄与することを目指しています。
〒351-0198
埼玉県和光市広沢2-1 生物科学研究棟
shino.suzuki[at]riken.jp
(※[at]は@に置き換えてください。)